最終更新日 2024年10月2日 by ooddee
「プロパンガス会社が高くて困っている」
「プロパンガス料金の相場が知りたい」
「業者からプロパンガス料金の値上げ通知が来た」
プロパンガスは重要なエネルギーで、いろいろなメリットがあります。
災害時に活躍することができたり、環境に優しいこともありますが、料金の不透明性なども問題になっています。
取引方法についていろいろな問題点がありますが、不当な値上げについて回避することが可能です。
基本的にプロパンガスは自由料金
基本的にプロパンガスの料金は法律によるルールがないので、自由料金になっています。
ガス事業者がガス料金を定めており、原料のほとんどを輸入しているので、輸入価格や為替レートの変動などによって料金が変更することが多いです。
例えば産出国や輸送路などの治安が悪化すると、保険料が急激に値上がりすることにあるので、必然的に原油価格も上昇します。
ガス事業者も採算が取れなくなるので、料金をアップすることになるでしょう。
消費者としても致し方がないものと判断するかもしれません。
冬場において不当な料金アップするところには注意
しかし利益確保のために料金を上げるような販売店も少なからずいて、原油価格が高くなる冬場にアップするところが多いです。
原油高騰などの理由を隠れ蓑にして、冬場において不当な料金アップするところには注意しましょう。
もし原油価格などと連動していないような料金アップの場合、販売店に確認してみるのもよいです。
業者の乗換勧誘する際にトラブルが起こることも多く、中には悪質な勧誘員もいるので注意しましょう。
極端に安い料金を提示しながら契約を持ち掛けるケース
極端に安い料金を提示しながら契約を持ち掛けることもあり、その安さに誘われて契約したとしても、しばらくすると料金が上がるになり、引き続き料金が上昇していきます。
業者は格安設定を続けていると儲けがないので、契約した後赤字回収するため最初から計画していることが多いです。
勧誘員からはエリアでもっと安いや、このエリアにおいて切り替え工事を行っていますなど、いろいろなトークで訪問することがあります。
プロパンガスの場合自由料金になるので、同じ商品を扱っているのに業者によって料金が異なることになります。
ガス料金の料金を変更することは業者の自由になっているので、クライアントから見ると料金内容を隠したり、分かりにくくすることが可能です。
そのため業界では原油価格が高騰すると料金を上げておき、原油価格がダウンしたとしても値下げ幅を抑えることもあります。
資源エネルギー庁が取引適正化ガイドラインを作成
以前は根拠がない不透明な料金設定による料金アップについてトラブルの元になっていましたが、2017年に資源エネルギー庁が取引適正化ガイドラインを作成しており、ホームページなどを活用した標準的な料金メニューを公表することが求められるようになりました。
このことがきっかけになって、大手事業者を中心にインターネットなどを活用して料金が公開されています。
消費者にとって少し分かりやすい状況になりましたが、長い間販売店では自社の都合を含めながら日常的な料金アップを行われてきました。
中にはクライアントから何かしらのクレームがあると、クライアント離れを予防しようと値下げすることもあったでしょう。
クライアントを見ながら値段を決めるような方法をとってきたので、ある販売店には料金プランがいくつも存在しています。
消費者には業者を自由に選ぶ権利を持っている
従来のように明確な根拠がなく料金を変更してことが、標準的な料金の公表があまり進まない理由ともいえるでしょう。
根拠のない料金設定なのに、標準的料金メニューを公表するので、会社によって金額はやや高めの設定になっています。
仮に安い料金を公表する場合、高い料金で使用していた消費者から何かしらクレームが入るかもしれません。
基本的に自由料金になるなら、消費者が料金アップを拒否しても良いのではと思う人も多いです。
ガス料金に関して、すべて業者が独自に決定する商品になるので、もちろん消費者には業者を自由に選ぶ権利を持っています。
料金設定に納得がいかない場合、自由に業者を乗り換えることができるでしょう。
販売店と料金交渉してみる方法もある
契約によっては料金アップを拒否することは、支払いを行わないことになるかもしれないので、数か月には供給を停止される可能性があります。
料金が上がることに納得がいかないなら、支払いを拒否するというより販売店と料金交渉してみる方法もあるでしょう。
話し合いの結果によっては、料金が上がることをキャンセルすることになったり、料金幅を抑えてくれることもあります。
しかし値下げ交渉が簡単に成立してしまうと、原油価格などの高騰による不測の事態による値上げではなく、勝手な料金アップだと考えるのが普通です。
クレームにも対応しているので、他の人からの問題提起にも対処していることになるので、料金のアップダウンを頻繁に行っている販売店と見て良いでしょう。
これでは根本的な回避にはなりません。
将来的に同じような値上げが繰り返されることが予想されるので、早めに販売店を変更することが得策です。
まとめ
次に契約する販売店が二部料金制や三部料金制などどの料金体系を使っていたり、従量単価制度がスライド制や原料費調整制度などかも確認しておくことをおすすめします。